相国寺 金閣銀閣名宝展 ~パリからの帰国~

宇治の観光を終えると、今度は京都市内に戻って、相国寺へと向かいました。
相国寺は、何とあの足利義満が、創建した臨済宗の総本山なのですね~。
知りませんでした!
美術の師匠Takさんおすすめの美術展は、いつも興味深いものが多く、今回も見応えがありました。

相国寺に行くことが初めてでしたが、とても雰囲気のよい整然とした立派なお寺で、感動しました。相国寺承天閣美術館は、敷地の奥まった場所にありました。

お手入れの行きとどいたお庭も美しく、期待も高まります。
一歩中に入った瞬間、涼しさと静けさの中で、ゆっくりと日本の美を堪能することが出来ました。
知る人ぞ知る展覧会という感じで、館内はガラガラ。。。
のんびりと、素晴らしい作品を愛でさせていただきました。

特に素晴らしかったのは、何と言っても、金閣寺にある伊藤若冲芭蕉柄の襖絵『月夜芭蕉図床貼付』
上品なモノトーンで、とてもモダンでお洒落だと思いました。
全く古さを感じさせない、繊細なタッチと濃淡の微妙さ加減に、すっかりやられてしまいました。

同じく金閣寺の葡萄柄の部屋は、趣のある葡萄や葉っぱの絵が、何ともいえず、ほんとにお洒落だと思いました。
彼は、当時としては、かなりハイカラでモダンな感性を持つ人だったのではと思わせるくらい、新鮮で今の時代に通じる感覚の持ち主だなぁと感じました。

そして、圧倒されたのは、円山応挙の滝の掛け軸!!
『大瀑布図』は、もう、一目見て、気に入ってしまいました。
とても大きな作品で、力強く、堂々たる水の流れを感じる滝の絵に、言葉を失いました。
我が家には床の間はないのですが、広~い立派な床の間があったら、こんな素敵な掛け軸を飾ってみたいと思いました。
でも、一般家庭では、とても飾れないような大きな掛け軸です。(笑)

↓伊藤若冲のこちらの、牡丹の作品も実に細かい描写が素晴らしく、ため息ものでした。
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隣に飾ってあった百合の花の作品も上品でしたが、牡丹の方が華やかだったので、記念の絵ハガキはこちらにしました。

伊藤若冲にしろ、円山応挙にしろ、色を使わなくとも、確かなデッサン力と、鋭い観察力で、生き生きとした見事な作品を残した人たちだなぁと、感動をあらたにしました。

義母も、とても喜んでくれて、わざわざ相国寺に足を運んだ甲斐があって、大満足でした♪
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by annanne | 2009-06-29 07:18 | 美術

2012年も後半に突入。前半は多難の連続でしたが、後半は健康で楽しく過ごしたいものです♪


by Anna